■2013年5月12日/鎌倉商工会議所会議室
■出席者数：23名
■出品株数：25株

1. 何でも相談

今月は 司会の金子さんが欠席のため関さんにピンチヒッターをお願いしました。
中々の名司会でした。 有難うございました。

２. これからの栽培の注意点を下記します。 ご参考ください。

①置き肥のやり過ぎに注意しましょう。
置き肥の固形肥料には窒素（N）が多く含まれているものがあります。窒素が効きすぎると花芽形成を妨げる事があります。「おまかせ」は心配ありません。

②液肥は薄めでやりましょう。
10,000倍ぐらいに薄めて水代わりにやるのも効果的です。

③春に植替えをした場合には特に慎重に。
植替えをした年は花芽が付かない事が多いので、根を張らせることを優先し水や肥料を少なく管理するのがベターです。

④春先ではなく新芽が成長している時に水と肥料を与えましょう。
春先に水や肥料をやりすぎると意外に根を痛めて根腐れすることがあります。
新芽が動いても根はしばらくしてから動き出します。
新芽から根が動き出し、新芽が勢い良く伸びてきたときに、思い切って水と肥料を多く与えましょう。新芽と根の成長に合わせるのがポイントです。

⑤日光不足に注意しましょう。
日光は強さも大切ですが、出来るだけ長い時間当てる努力も大切です。
シースが付いているバルブの日当たりが悪いと花が咲き難くなる事があります。
⑥植替えは手抜きしないでやりましょう。
折角の株も、鉢から根が飛び出し、植え込材料が痛んでくると、新根を張れずに生育が悪くなります。
植替えはランの栽培管理の中でも一番手間のかかる仕事で、ついつい手抜きしたくなりますが、がんばりましょう。コンポストの劣化を考えると2年に1回の植替えは必要です。

⑦植替えの時期は根の動き出す時。
古川先生もこの間の講演で話してくださいましたが、新芽より根の動き出した時期が植替えの最も適した時期でしょう。植替え後はしばらく（1週間～10日）水をストップしましょう。
⑧デンドロの植替えは2年または3年ごと必ずやりましょう。
カトレヤ等は新芽が鉢からはみ出して来るので植替えのタイミングが分かりますが、デンド
ロの多くは新芽が鉢からはみ出さないのでついつい植替えのタイミングを見失い、3年以上植え替えないケースが多いので注意しましょう。コンポストが相当いたんでいます。

3. 大船フラワーセンター第5回‘夏のらん展’(オーキッドクラブ藤沢)への出展お願い

開催日時：6月25日（火）～6月30日（日）
KOS会員株の搬入：6月24日（月）10：00～11：30
または6月23日（日）16：45以降に園内第2展示場まで
フラワーセンターは24日（月）は休園日ですが、下の地図赤→の門が開いています。
また、23日（日）は開園日ですが16：45以降は下の地図赤→の門が開いています。
24日（月）は野崎、梅香家が現場で受付しています。
会員の皆さんの出展ご協力をお願いします。

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