2013年6月の例会報告

 

■2013年6月2日/鎌倉商工会議所会議室

1. 何でも相談

「梅雨時に外出しして雨に当てても良いか」
・基本的に梅雨の雨も自然の雨で、株を生き返らせる。
・梅雨の長雨も、夜間の温度が20度を超え、日中は25度以上に上昇するので問題ない。
・ただし、パフィオ系は新芽に水がたまるとそこから腐る恐れがあるので外出ししない。
・ボウリンギアナの新芽やカタセタム系の新芽も軟腐病にかかりやすいので、新芽の間は外出しはしない方が良い。
・この期間は特に湿度が高いので菌による病気には注意すること。

「ワールドオーキッド2013インろまんちっく村」の大株展示について
 特にグランプリ(最優秀賞)をとったデイグビアナ(斉藤正博氏)の栽培方法について
皆さんの関心が集まりましたが、栽培の仕方については想像の域をでませんでした。

後日AJOSの会報にご自身がその栽培方法を記しておられますので参考までに紹介します。

本株は91バルブ、17花茎、17輪咲きプラスチック籠にバーク植え更にプラスチック籠からはみ出た根を寒冷紗で巻いて守っています。

デイグビアナは根が細いので、パフィオと同様に6,000倍から8,000倍の液肥中心に毎回与えているとのことです。
芽吹きを良くするためには強い日光に当てる事が重要で、秋の彼岸過ぎから12月中旬までは、晴れた日は外出しして必ず直射日光に当て、夜は温度が下がるので温室取り込む作業が必要だそうです。

かってアメリカでデイグビアナをコルクに付けて30輪位咲かせた実例があるそうで、30輪以上咲かせるための今後の課題は、鉢増しの際の鉢とコンポストにあり、コンポストは寒冷紗が適当かと考えているが鉢が難題だと記しておられます。

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